本日、第68回卒業式行われました。
今日で3年生ともお別れです。
PTA会長さんが式辞で「先生方は口出ししたいのを我慢して生徒の自主性を重んじている。熊高生活3年間で、数字では表せないものを身につけられる。大人になってからそのことに気づく日が必ず来る」と話されていました。
サッカー部のBチームの北部支部リーグ組だった3年生が卒業式の後に私のところへやってきて、必ず志望校に受かってみせると力強く語ってくれました。支部リーグの前期に大敗したチームに、後期は勝利したり、引き分けたりしたので、正しくトレーニングすれば必ず成長するということを彼らは体感してくれたのではないでしょうか?そのことが今後の彼らの人生でプラスになってくれることを願ってやみません。
クラスに戻ってから2人生徒がいないと思ったら、副担任の先生と入ってきて、用意しておいた花束とプレゼントを渡して副担任の先生を感激させていました。
こういった些細なことですが、まさに数字では表せないことを熊高在学中に身につけた彼らは、将来、素敵なジェントルマンになると確信しています。
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- 2016/03/15(火) 23:42:07|
- 顧問のひとりごと(福島)
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先週末、教え子たちとサッカー勉強会を開いて楽しい時を過ごしました。
東京都の決勝まで行ったチームで顧問をしている教え子は、彼のチームで取り入れているボトムアップ理論の話をしてくれました。
リーダーが1人、副リーダーが2人、その他にフォローワーが各学年から1人ずつ人間性重視で選ばれるそうです。リーダーはレギュラーのこともあるし、全く試合に出ていない子もいるそうです。
彼は「生徒は舟を選べないから舟に乗せてあげる。舟を漕ぐのは生徒たちみんな」と語っていました。
また、「ゼロから1は監督とリーダーの仕事。1からその次はみんなで」とも話してくれました。
2軸動作を卒論で取り上げた群大の学生は、2軸動作に出会い、自分の可能性を感じ、大学でもサッカーをしたいと思ったそうです。
だいたいの子は、中学生の時に自分の可能性を信じ、高校3年間で自信を失っていって高校で燃え尽きるのだそうです。
今年卒業する3年生が、大学やその先でサッカーを続けてくれるとしたら指導者冥利に尽きます。
- 2016/03/15(火) 00:30:57|
- 顧問のひとりごと(福島)
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