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埼玉県立熊谷高校サッカー部

埼玉県立熊谷高校サッカー部(熊高サッカー部)のオフィシャルサイトです。

vs浦和北高校

本日の浦和北高校との練習試合は3-1で勝利しました。

4月5日にU-18が開幕、翌週には関東大会の予選があります。このまま好調を維持して行き、快進撃を続けたいと思います。

明日から2年生は3年生に、1年生は2年生になります。

新入生でサッカー部入部希望の皆さんは、近くの自転車屋さんに行き、いらなくなった自転車のゴムチューブをもらってきて下さい。様々なトレーニングで1人1つ、あるいは1人2つ使うこともありますので、入部希望者が多いと数が足りなくなってしまいます。よろしくお願いします。
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  1. 2015/03/31(火) 23:46:26|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

藤枝遠征で得たもの

藤枝遠征2日目のミーティングで、割と上手く守備をしていたと私は思っていたのですが、生徒たちが、もっとサイドで取り切る守備がしたいと言い出したので、つい余計な口出しをして、教え込んでしまいました。

その結果、翌日の藤枝西高校戦では、それまで自分たちで話し合って築き上げてきたものがバラバラになり、ストレスだけを感じる試合になってしまいました。

次の試合の豊川工業との試合では、元に戻して守備をした結果、上手く試合を運べました。

teachではなくeducateが大事だと我が師匠が話されたことがあります。educateの元の意味には引き出すという意味があるそうです。

私は上手くいかなかった藤枝西高校との試合のハーフタイムに「昨日までの守り方とこの守り方では、どちらが疲れる?」と聞きましたところ「こっちが疲れます」と彼らは即答しました。

私は、新しいことにチャレンジして失敗したこの経験も無駄ではない。サッカーはちょっとやり方を変えるだけで、楽しくもなるし、ストレスを感じるようにもなることが分かっただけでもいい経験だと話しました。

3日目のミーティングは早めに行い、19:30からの代表戦をTV観戦しました。

同じ代表戦を観ても、観るポイントを意識して観ることができました。例えば、サイドバックは高い位置を取るように私はアドバイスしていましたが、代表のサイドバックは、常にボランチより高い位置を取っていることが確認できましたし、守備においては、サイドに追い込んだ際に縦を切り横にプレーさせて奪う我々と同じことをやっていることが分かりました。

翌日の試合で、代表のサイドバックのようにボランチより高い位置にポジションを取ろうとしたのですが、ことのほか難しいことが分かりました。なぜ、高い位置にポジションが取れないのか、そのことを考えることが重要なのだと思います。

また、守備においては、代表と同じようにサイドで縦を切り、横にプレーさせて奪うことができ、彼らは達成感を得ていたようです。

翌日の試合のために、前日のミーティングで周到な準備をする。そして、試合の後にまた議論を重ね修正点を導き出す。

ミーティングでは、チームメートの前で意見を発表する。そして発表した意見を題材にして議論を重ねることができました。

サッカーというスポーツを通して、社会に出て活躍できる人材が育つことが今回の藤枝遠征で確信できました。
  1. 2015/03/30(月) 01:40:41|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

藤枝遠征終了!

藤枝遠征が終了しました。

5年間お世話になっている宿のご主人が、浦和高校OBだということを初めて知りました。

昨年は「敷居は跨ぐもので、乗ってしまうと泥が詰まって戸の開け閉めがしづらくなる」とお話しくださいました。

今年は「浦和高校ラグビー部員が大怪我をして、OBに治療費の寄付を募っているので寄付をしたところ、寄付をした人の名前が載っているリストに熊谷高校ラグビー部があるのを見て感動しました」とおっしゃっていました。

スポーツで繋がっていると感じました。

試合の方は、藤枝西に0-1、豊川工業に3-1、藤枝北に2-4、水口東に0-1でした。

メンバーを前後半で全員入れ替え、全ての選手が前日のミーティングで話し合ったことを意識して試合をすることができました。

帰りのバスの中で、生徒たちの今回の遠征の感想を聞きましたが、以下のようなものがありました。

「前日のミーティングで話し合ったことを全員が確認しながらやるので、目的がはっきりしているから指示の声が出る」

「こんなにサッカーについて考えたことがなかったし、チームメートが考えていることを聞いたこともなかったので、新鮮だった」

「怪我をして1日試合を観ているだけの日があったけど、観るポイントが分かっているから、試合を観ているだけで楽しかった」

「自分たちで考えた通りに上手くはまった試合ができると楽しい」

彼らのコメントを聞いて、もっともっと細かいことにこだわって試合をすれば、まだまだ強くなれると確信しました。
  1. 2015/03/29(日) 02:50:07|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

藤枝遠征2日目

藤枝遠征2日目

vs長尾高校(大阪) 0-0

vs島田工業B 0-0

vs長尾高校B 2-0

vs旭川凌雲高校 0-0

旭川凌雲高校は、北海道プリンスリーグのチームで、速く、激しく、フェアで、手を抜かず頑張り続けるとてもいいチームでした。

カウンター攻撃が素晴らしく、とても勉強になりました。

昨日のミーティングで確認した守備はかなり機能していましたし、クロスのパターンもミーティング中に見せた動画の数パターンを意図的にやろうとしていました。ただ、残念ながらシュートの精度が低く、得点には至りませんでしたが。

これから2時間ほどのミーティングで、明日のための改善点を生徒たち自身で見出し、今日以上の試合を明日見せてくれるはずです。

誰がどんな意見を言うか楽しみです。
  1. 2015/03/26(木) 16:20:04|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

藤枝遠征初日

本日、藤枝へ向かう途中、横浜の山手にあるYC&ACという日本で初めてフットボール が行われたとされる150年の歴史を持つ外国人の会員制スポーツクラブの施設で東京の品川にある青稜高校とトレーニングマッチをしました。

結果は1試合目が5-0、2試合目が2-0で勝利しました。

今日の試合はよく声が出て、お互いの考えを試合を通して、すり合わせをしているような感じでした。

昨日、熊高を訪ねてくれたOB(3人来て、それぞれ1浪、2浪、3浪)が興味深いことを話してくれました。

「熊高生は勘違いしている人が多いと思います。勉強は学校や塾で教えてもらってできるようになると思っているけど、勉強はあくまで自分でやるのが基本で、教室では自分で予習したことを確認するくらいで臨むべきです。何浪もするとよくわかります」とのことでした。

勉強をサッカー、教室をピッチに置き換えると、試合で先生が指示を出しまくり、目の前の試合に勝ったら、そのことで生徒たちは成長を感じるかもしれませんが、実は、彼らが練習中、あるいはサッカーの試合を観て、自分のサッカー脳を鍛え、頭の中にあるサッカーのやり方をチームメートと合わせ、確認しあうのが試合なのかもしれません。

今夜のミーティングを経て、明日の試合は、ミーティングで出たアイデアを表現する場になると、生徒たちは達成感を得て、サッカーが楽しいと思い、前頭葉が活性化して、ますますいいサッカーをするようになる。そうなったらいいですね。

  1. 2015/03/25(水) 16:18:58|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

明日から藤枝遠征

明日から静岡中西部地区のフェスティバルに参加のため、藤枝に行って来ます。

毎年、昼間は試合、夜は生徒だけによるミーティングを行い、積極的にサッカーに関わる4日間を体験してきました。

先日、山口県出身のサッカー勉強仲間と話をしていた時、なぜ、松下村塾から日本を動かす多くの若者が育ったのか質問しましたところ、松陰先生は塾生に教え込んだのではなく、議論をしたのだという答が返ってきました。

今年、サッカー部のキャプテンが埼玉大学に公募推薦で合格しましたが、彼は去年の藤枝遠征のミーティングを完璧に仕切っていました。

受験の際、集団討論で彼は、勉強だけしてきた高校生に比べ、はるかに光っていたと思います。

今年もミーティングの議論を見守っていたいと思います。

生徒ができることに教員が口を出さないのが熊高スタイルです。

私がミーティングを仕切って教え込んだ方が目の前の試合に勝つのには手っ取り早いかもしれません。

しかしながら、生徒の将来を考え、言いたいことをぐっと堪えて彼らが答えを出すのを待ちたいと思います。
  1. 2015/03/24(火) 22:40:03|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

昨日の試合結果

昨日の伊奈学園との試合は0-3でした。

試合前にスペインのマラガの4-4-2のディフェンスの動画をiPadで見せ、同じように守ってみようと話しました。

結果は、思いのほか上手くできました。

前半と同じように、伊奈がパスを繋いできたら、対応できたと思います。途中から裏にロングボールを入れてきたので破綻してしまいましたが、試合後にもう一度動画を見ながら、皆で議論していましたので、次にやるときは改善されているでしょう。

攻撃に関しては、いいところなく終わってしまいましたので、アスレチック ビルバオの動画を見せて、彼らに考えさせたいと思います。

サッカー脳を活性化すれば、まだまだ彼らは伸びます。
  1. 2015/03/23(月) 07:20:18|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

vs伊奈学園高校

明日22日(日)、伊奈学園との練習試合があります。

ホームとアウェイで10:00開始です。

トップチームはアウェイの伊奈学園で試合をします。

数年前までは、全く相手にならないくらいの差がありましたが、今回、どの程度戦えるのか楽しみです。

春からサッカー部で活動しようと考えている入学許可候補者の皆さん、時間があるようでしたら観に来てください。

  1. 2015/03/21(土) 01:56:50|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

「わかる」と「できる」の違い

本日、進路講演会があり、進路指導担当が、授業中に説明を聞いて「わかった」と思うのと、「できる」のは違うという話をしていました。

サッカーのプレーでも、わかっているのと、それが無意識にできるのでは、全く次元が違います。わかっていることを考えなくてもできるレベルに上げるのがトレーニングです。

ニューギニアの古いことわざに

Knowledge is only rumor until it is in the muscle. 知識は体に落とし込まれるまでは、単なる噂にすぎない。

というものがあるそうです。

この意味は、知識は実践されなければ意味がないし、しかも、意識して(考えながら)できるレベルでは、まだまだで、無意識に反応できるようにまでなる必要がある、ということのようです。

サッカーにも、私が教えている英語にも当てはまることわざです。
  1. 2015/03/20(金) 22:15:14|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

ACL

またしても浦和レッズがACLで負けてしまいました。

Jリーグで2連勝のチームがアジアでは3連敗です。Jリーグのレベルが落ちたのでしょうか?

球際で勝てないという話が出ているようですが、私はJリーグの主審が笛を吹きすぎるのが問題だと思っていましたが、どうやらそうではないようです。

同じレフェリーがジャッジしていても、Jリーグでは、球際で選手が転んでしまうから笛を吹かざるを得ないそうですが、ワールドクラスの選手は少々後ろから押されても転ばないから笛を吹かないそうです。

Jリーグの選手がよく転び、転んだらなかなか立ち上がらない。それを見ている高校生が簡単に転ぶのは仕方がないことなのでしょう。

でも、我々は転ばないのを良しとするスタイルを選びたいと常々考えています。

本日、入学許可候補者説明会が行われますが、入学許可候補者の皆さんでサッカー部に入部希望の人は、4月から自転車のゴムチューブをトレーニングで使いますので、近くの自転車屋さんに行って手に入れてもらえたら助かります。

また、今年から体幹強化のため、新たなトレーニングを試そうと考えています。ポリタンクに水を入れて行います。

今流行りの「安定」を求めるのではなく、常に揺すられながら、その不安定を使いこなし動くトレーニングです。

体幹は固めずに活性化させる。そんな身体の操作ができたら最高です。
  1. 2015/03/19(木) 02:37:37|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

卒業生からのメッセージ

卒業式を終えて各クラスでの最後のHRを終えた後、卒業生が後輩のサッカー部員に向けて、一人一言話してくれました。

文武両道の大切さ、人生は選択の連続だということ、アンテナを高く保つことの大切さ、後悔しない毎日を過ごすことが大事、熊高サッカー部でサッカーができて楽しかった等の話をしてくれました。

その中で、よく考えたなと思う話をご紹介します。

「熊高サッカー部で大事なのは3つのタマだと思います。1つ目は、アタマ。サッカーの練習や試合中に頭を使ってやることはとても重要です。2つ目は、タマシイ。試合中に気持ちの入ったプレーをしましょう。3つ目は、タマタマ。たまたま熊高サッカー部で出会った仲間を大切にしてください。タマにはいい事を言うでしょ?」

この生徒は浪人が決定していますが、来年の春には、必ずや志望校合格を勝ち取って来るでしょう。
  1. 2015/03/15(日) 16:14:34|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

卒業式

昨日、卒業式が行われました。

校長が式辞で「一期一度」という言葉を卒業生に送りました。

千利休の高弟の山上宗二が茶道の極意として門弟に与えた記録『山上宗二記』に記されているそうです。

後に「一期一会」と改められ、広く知れ渡りましたが、元はこの言葉にあったものだそうで、茶道において、茶道というものの本質を説く上に使われた言葉で、一生に一度の茶会と思って、茶会の席に臨むべきだという意味を持っているそうです。

前日に行われた三送会では、「随所作主(ずいしょにしゅとなる)」という言葉を紹介してくれました。

この意味は、置かれた立場において、自分の全力を尽くすこと。常に主体的(前向き)に行動すれば、道が開けるということだそうです。

また、卒業式の祝辞でPTA会長さんは「欲知過去因、見其現在果、欲知未来果、見其現在因」という平家物語の一節を紹介してくださいました。

「過去の原因を知りたければ、現在の結果を見よ。未来の結果を知りたければ、現在の原因を見よ」といった意味のようです。

先日、サッカー部員諸君は、理学療法士の方にストレッチやり方の指導をしていただいたのですが、今日の試合前のアップのときのストレッチを見る限り、教わったことを意識してやっているようには見えなかったので、最後に集まったときに「この前教わったストレッチを意識してやった人?」と質問をしましたら、数人だけが手を挙げました。

私は「以前話したけど、learnは誰かにお膳立てしてもらったことを学んだりすることで、studyは、そのことが重要だと理解した上で前向きに勉強すること。だからstudyには『研究』の意味もあると話したよね。昨日の校長先生やPTA会長さんの話も、ただ聞いて終わりにしてしまう人と、後で調べてみようと考える人では、いずれ大きな差がつく思う。他人から聞いた知識を自分の体に落とし込む習慣がある人は何をやっても上手く行くと思うので、そういう癖をつけよう」と生徒たちに話しました。

彼らはいいアンテナを持っていますので、すぐに反応すると信じています。
  1. 2015/03/15(日) 15:27:45|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

関東大会予選

関東大会予選の対戦相手が決まりました。

一回戦が花咲徳栄高校、そこに勝てば埼玉栄高校、さらに勝てば西武台高校です。

東部1位、S1、S1と相手にとって不足はありません。

我々の現在の力がどの程度なのか試されます。
  1. 2015/03/13(金) 07:39:42|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

本日も

本日も卒業生たちが学校に顔を出してくれました。

一人は早稲田大学に、もう一人は首都大学東京に進学します。

二人とも大学でサッカーを続けてくれるようです。

首都大学東京は、理事長が川淵三郎氏で、サッカー部は東京都リーグの2部に昇格し、グランドも人工芝になり、これからますますサッカー好きが集まり、強くなる予感がします。

彼は「人工芝で練習できるんですよ。テンション上がります」と語っていました。環境が大切だと改めて思いました。

サッカーグランドを増やすためには、サッカーに理解のある大人が増えなければなりません。そのためにも、高校入学時よりも、よりサッカーを好きにさせるのが我々サッカー指導者の仕事の一つだと考えています。

よりサッカーを好きになって卒業した彼らが、周りに影響を与えて、さらにサッカー大好き人間が増えて、週末にはあちこちの人工芝のグランドで大人も子供もサッカーを一緒に楽しむ日が来てくれたら最高です。
  1. 2015/03/11(水) 20:59:49|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

卒業生来熊

本日は多くの卒業生が熊高を訪れてくれました。

最初に訪れたのは埼玉大学の学生で4月から体育教師として県立高校で教鞭を執る男で、関東リーグ1部の埼玉SCのトップチームでプレーさせていただきサッカーの勉強をしつつ高校のサッカー部顧問として指導をするとのことでした。

次にやって来たのは北海道大学に合格した卒業生で、彼曰く、北大に受かった3人ともサッカー部に入部希望とのことでした。

最後に来た3人は2人が埼玉大学、1人が成蹊大学に進学するとのことですが、3人とも大学でサッカー部に入る予定だそうです。

教え子が卒業してからもサッカーを続けてくれることに大変喜びを感じています。北大の3人も、埼玉大学の2人も成蹊大学の彼も、皆、熊高サッカー部でスタメンではありませんでした。

以前、浦和市立高校のBチームで指導していた生徒が埼玉大学に進学し、サッカー部でキャプテンを務めていましたし、浦和南高校で指導していた生徒も、高校時代に1度も公式戦に出場しませんでしたが、成蹊大学サッカー部(当時、関東2部リーグ)でキャプテンとしてプレーしました。

サッカーも勉強も好きにさせることが大事です。好きなら続けてくれますから。

教え子たちとサッカーの話をとことんできる幸せを感じられて教師冥利につきます。

本日合格した入学許可候補者の皆さん、先輩たちはサッカーが大好きです。皆さんも続いてくださいね。
  1. 2015/03/10(火) 23:20:10|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

合格発表

いよいよ明日は合格発表の日です。

熊谷高校を受検してくれたサッカー部入部希望の皆さん、合格はゴールでなくスタートです。

今から入学式までの約1ヶ月は、センター試験から国立大学の2次試験までの期間とほぼ同じです。

1ヶ月間、君は何をする?

  1. 2015/03/09(月) 21:53:42|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

浪人生

サッカー部の一浪している卒業生(大宮の予備校に通う)の進路先の情報が入って来ました。

早稲田 1人、北海道3人、首都大1人、埼玉大3人だそうです。

一橋と東北の発表待ちがそれぞれ1人ずつ。

learnでなくstudyの意識で一年間頑張りました。おめでとう!

  1. 2015/03/08(日) 14:04:31|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

learnとstudy

先週末の大手予備校での研究セミナーにて、講師の方からlearnとstudyの違いの説明がありました。

learnは、誰かがお膳立てしてくれたり教えてくれたりすることを受け身で学習することを意味して、studyは、積極的に自ら学ぶことを意味しているとのことでした。

studyは、家庭教師をつけて誰かから教わってやるのではなく、自ら探究心を持って取り組むかことから「研究」と訳すことも可能ですが、learnを「研究」とは訳せないとの話もありました。

昨日、1年生でしばらくやっていなかったパストレーニングをしました。

何種類かあるメニューのパスを受ける前の動きがどうだったか、パスを受けた際にどうコントロールしてからパスをリターンするのかをみんなで思い出すのに時間がかかりました。

どんなトレーニングだったか一所懸命思い出そうとする生徒、まるで他人事で誰かが思い出してくれたら、それをやればいいと思っている生徒と2パターンに分かれました。

前者にとってはトレーニングがstudyになっていますが、後者にはlearnだと感じました。

トレーニング中の動きはどちらも同じだと思いますが、試合中にトレーニングでやったことを使えるのはstudyした子たちだと思います。

我々教師は、部活や授業を通して、learnで勉強することに慣れて入学して来た生徒たちを、少しでも早くstudyする習慣を身につけさせてあげることが大事なのではないかと思います。

「熊高は甘い。◯◯高校は週末課題や宿題がもっと多い」と、ある保護者に言われたことがあります。そのときは週末課題を出した方がいいかなとも思いましたが、浦和高校の先生から「週末課題に追われて一番大事な予習をしなくなったら本末転倒だ」と指摘され、その通りだと思いました。

目の前の試合に勝つことや、受験のことだけを考えたら、3年間learn漬けにすればいいかもしれません。ですが、大学入学後や、更にその後のことを考えるとstudyする習慣を身につけさせることが重要だと考えます。

3月25日から28日まで藤枝遠征が予定されていますが、遠征中、生徒たちだけでミーティングを2時間行い、日に日にサッカーが変わって行きます。

翌日の試合に勝つことだけを考えたら、私が試合をみて気づいたことを指摘して改善してあげることが手っ取り早いのですが、長い目で見ると彼らがサッカーをstudyした方が、彼らのためになると思います。

「勉強もサッカーも大学入学後に熊高サッカー部員は伸びる」と思われたら、指導者としてこんなに嬉しいことはありません。
  1. 2015/03/08(日) 10:33:59|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

フットボールネーション第2弾

『フットボールネーション』第7巻に、日本人DFの1vs1の対応の仕方についての言及がありました。

腰をグッと落として構え、モモ前に体重が乗って「踏ん張って」しまい動きだしが遅くなることで手で止めに行ったり、遅れて足を出すのが日本人の特徴だそうです。

それに対し、海外の「上手い」DFは重心を高めに保って「居ついてない」から次の動作が素早いそうです。

以前、卓球部顧問と一緒に卓球の選手のビデオを見ていたときに、「こんな風に腰を落として構えるのがいいのですか?」と質問しましたら、「逆です。こんな風に腰を落としてしまうと、横に動くときに1度腰を上に上げてから動き出さなければならないから遅くなる」と教えてくれました。

その当時勤務していた学校の生徒は、腰を低くして構え、動き出し、特に反転してからの動き出しが遅いため、抜かれそうになると手を使ってごまかしていました。

あの頃は、DFの1vs1の対応の見本を見せることはできましたが、「居つき」や「起こり」や「膝抜き」という言葉を知らなかったため、今のように的確なアドバイスができませんでした。

現在、熊高サッカー部員は、概ね一歩目の動き出しが速いです。動きに「起こり(予備動作)」がなく、膝を抜き、地面反力を利用して動き出します。

日本人の多くのDFは、相手FWと並走しながらタックルするときは、相手から遠い方の足の拇指球で踏ん張り、伸び上がるようにタックルします。

一方、熊高サッカー部員は膝を抜きながら、伸び上がるのではなく逆に沈み込むように身体を相手に当てます。

2年前の藤枝遠征で静岡県ベスト16に入ったことのある焼津中央高校と試合をして2-1で勝利したのですが、その試合を観戦されていた静岡のサッカー通の方の観戦記に「体幹に優れた青色のユニフォーム熊谷高校がぐいぐいと迫る」や「熊谷高校サッカー部の力強さが中央DFを上回りました」と書いてくださいました。

このコメントを読まれた方は、「熊高サッカー部は体幹トレーニングに力を入れている」と思われるでしょうが、全く逆です。数年前に浦和南高校時代の教え子で理学療法士をしている若者が熊高に来て体幹トレーニングの指導をしてくれた際に「君たち体幹弱すぎ」と言われてしまいました。

体幹が強いにこしたことはないですが、体幹が強くなくても、水袋のように身体を使えれば、相手選手は水袋に触れた瞬間にチャージの力が及ばずに拍子抜けしてしまいます。接点がずれてしまうともいえます。

メッシ選手やブラジルのロビーニョ選手、以前レッズで活躍していたポンテ選手など、南米の選手は当たり前のようにこの身のこなしをします。

以前、自衛隊のチームと試合をしたときに、筋骨隆々の大男が力強くチャージして来た際に、熊高の選手が水袋のように身体を操作したため、相手選手がバランスを崩して転んでしまいました。

最近、「球際で相手の選手が勝手に転んでしまった」とコメントする生徒が多くなりました。彼らの身体の当て方や力の抜き方がますます上手くなってきた証拠だと思います。


  1. 2015/03/07(土) 22:30:49|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

フットボールネーション 第7巻

待望の『フットボールネーション』第7巻が発売されました。

相変わらず興味深いセリフで埋め尽くされています。

一部ご紹介します。

「良い文章を読んだことのない者が決して良い文章を書けないように、良いサッカーをじっくり見たことのない選手が、良いサッカーを実行できるとは思えない。文章における語彙=ボキャブラリーはすなわち戦術メモリーなんじゃないか。インプットの量と質がアウトプットに無関係なはずがない。どんなジャンルであろうと」

我々指導者は、「サッカー頭がある」、「教えられないものを持っている」「センスがある」といった言葉をよく使います。

テクニックを授けるより、「サッカー頭」を教える方がずっと難しいと感じています。夏合宿に、少しでもサッカー頭を良くするために、戦術DVDを見てサッカーの勉強をしますが、最終的に伸びてくる選手は、夏合宿のDVDで学習したことを忘れずに意識してプレーできます。

以前、全国大会を制した名将が「どんなに東部地区や西部地区の子が上手くなっても、11人のうち数人は浦和出身の選手がいないと勝てない」と話されていましたが、、浦和で生まれ育った子は、親子3代でサッカーをやっている子も多く、いい試合をたくさん観ています。その「戦術メモリー」が大事な試合で生きてくるのだと思います。

10数年前、群馬県の2部リーグの社会人チームでプレーしていた時、時々、当時の職場(ワールドカップ組織委員会)の仲間(浦和出身)と遊びでサッカーをしてみて感じたのは、テクニックは同じか、もしかしたら群馬県2部リーグの選手の方が上なのに、一緒にプレーをしていて面白かったのは浦和出身の仲間でした。

浦和市立高校時代、選手権ベスト8で中村俊輔率いる桐光学園と対戦したときに10番をつけていた浦和三室中出身の教え子は、「Jリーグの試合は目が腐るから観たことがない。でも、WOWOWのヨーロッパ選手権は全部観た」と話していましたが、彼は同じ試合を観ても、チームメートと見ているポイントが違っていました。彼の「戦術メモリー」がそうさせていたのだと思います。
  1. 2015/03/06(金) 01:48:51|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

海外勤務

教え子が3年間の海外勤務になるため、同期の仲間が集まっての送別会に参加してきました。

30代半ばを過ぎ、起業して社長をやっている男も何人かいて、今時の若者について熱く意見を交わしてきました。

「言われた通り、指示された通りにしか動かない若者が多い」と言われ、耳が痛かったです。

学力検査前の清掃・準備において、なかなか動きの悪い清掃当番の生徒たちに、あれこれ指示を出していたことを思い出しました。

指示を出されて動かされて清掃をしていた生徒から、数時間後に学校に電話がかかってきて「教科書等を一切学校に忘れたので、今から取りに行きたい」と言われました。

あれほど「学力検査の準備を終えてからは学校に入れないから忘れ物をしないように」と繰り返したのにもかかわらずです。

本日、英作文の指導の勉強のため御茶ノ水にある大手予備校に行って来ましたが、講義の中で講師の方が、「今の高校生は箇条書きで板書をしても頭に入っていかないので、なるべく具体例を板書してあげて、それをノートに書き写すように指示をしないとダメです」と話されていましたが、せめてサッカー部という部活においては、生徒が自ら気づき動くように仕向けないと、彼らのためにならないとつくづく感じさせられた今週末でした。
  1. 2015/03/01(日) 17:17:33|
  2. 顧問のひとりごと(福島)

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