遅ればせながら、1年生に自己紹介をしてもらいました。なかなか名前が覚えられないのは、生徒が発した生の声を聞いてないからだと思いまして。
担任をしていて1番大事なのは面談だと思っていますので、生徒の話を聞くのは大切だと分かってはいたのですが、教える方ばかりに時間をかけてしまって、後回しになっていました。
ある程度予想はしていましたが、面白かったです。〇〇の彼女は〇〇の元カノだとか、芸を披露する子がいたり、なかなか盛り上がりました。思ったより時間がかかりましたので全員の話は聞けませんでしたが、またいつか行おうと思っています。
途中、先に練習が終わった2年生がグランド整備を当たり前のような顔をしてやっていました(普段は1年生がやっています)。おかげで1年生は自己紹介タイムが終わるとすぐに帰宅の準備ができました。2年生の気遣いに感心し、さらに、2年生に対しお礼を言っている1年生を見ていい光景だと思いました。
ところで、自己紹介で1番多かったのは、2軸を極めて全国大会に出場したいというものでした。みんなのやる気のある発言を聞いて、ますます勉強してより良い刺激を生徒に与えられるように頑張らねばとモチベーションが上がりました。
教師をやる気にさせるのは、アンケートでの批判ではなく、生徒のやる気ある行動と発言だと改めて感じました。 以下に、とても印象に残った生徒のコメントをご紹介します。
「いつも先生が浦和市立とか浦和南といった“うらわ”という言葉を口にするたびに、はっきり言ってムカついています。先生の脳裏から“うらわ”という言葉が無くなるくらい、僕たち“くまがや”が上手くなったり強くなったりするように日々の練習に一所懸命取り組みたいと思います。」
私が次の学校に異動したとき、サッカー部の生徒に、「浦和の生徒はこうだったよ」ではなく、「熊谷の生徒はこうだったよ」と思わず言いたくなるくらい化けて、強く上手くなってほしいものです。化ける予感のする自己紹介でした。
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- 2012/05/31(木) 00:54:35|
- 顧問のひとりごと(福島)
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